【映画感想】ミス・ポター [映画]
「ミス・ポター」
製作年:2006年/製作国:アメリカ
自分で見たいと言っておきながら、映画館の前で
「ん? ミス・ポターはプーさんじゃなく、ピーターなのだね・・・?」
といって、一緒に行った友人を絶句させて見ました。
えーん、ほんのケアレスミスじゃん。
ブリジット・ジョーンズとジェダイの騎士の対決が見たかっただけだもん。。。←?
見終わった感想は。。。
心に沁みました。
話の途中からボロボロ泣いてしまって、そんなせつなくっていいんですか。
ピーターたちの描写が、主人公の心を描き出していて、悲しくって悲しくって。
はじめはレニー・ゼルウィガーとユアン・マクレガーの「ロマンス映画」と思ってたのですが。
女性の自立、喪失と再生のお話でした。
時代はビクトリア朝の影響の色濃く残る1900年初頭。
男女が同席するときには、コンパニオン(付き添い)を同伴すること。
上流の女性が仕事をもつなんて、はしたないこと。
商人など同席するのも汚らわしい。
そんな風潮がまかり通っていた時代。
最近、そのあたりの時代の小説を読み漁っているから、強いですよ~~時代背景。
難を言えば、何故ビアトリクスが強い信念を持つ女性になったのか。
環境保護へののめりこみっぷり、の描写が弱かったかなあ、と思うところでしょうか。
筋を追っていけばおおよその予測はつくのですが、説明が少ない?
ノーマン・ウォーンとのロマンスが、不器用でかわいらしくて、美しかったので、
まあ、もうそれでいいかあ、てな気分にもなるのですが。
おそらく、映画の主眼は、ビアトリクスとノーマンのロマンスだったのだな。
もう、あまりのせつなさに、涙ぼろぼろですよ。。。
ていうか、ユアン・マクレガーが色男過ぎて、ノーマンが詐欺師に見えたんですけど。
ぜったい、騙されとるわっ。つって。
彼からの手紙が来なくなったときに「それみたことか!」
ああ、心の黒い、わたくし。。。
あと、オーダーメイドの三つ揃えのスーツをピシッと着こなした紳士たちが、ビバ! です←?
映画館でよだれをたらしてませんでしたか、わたし。。。
ユアンのスーツや礼服もよだれものでしたが、ウィリアム・ヒーリス役のロイド・オーウェンも、
ガタイのイイ人がぴったりのスーツとか着てると、萌える・・・(何の話か!)
ああ、またCMやってる。。。泣くって、まじで。。。しくしくしく。
心が疲れてるときに見に行っちゃうと、うっかり号泣しちゃうから、注意です。。。
えっ、泣ける映画なんですか?
私も萌えに、行ってこようかな。
って、そっちかい!
by (2007-09-20 21:34)
もー、泣きますから!!! ぼろっぼろですよぅ。
んで、スーツがもえもえですから!!!
って、そっちかい!!
家に帰って、落ち着くと、よけいぼろぼろくるんです。。。
by とももん (2007-09-20 23:41)